チーム はちまき
被災地生活支援グループ
私たちは、2011年3月11日に発生した『東日本大震災』で壊滅的な被害を受けた宮城県の南三陸町歌津地区を中心として活動しています。主な活動は、お宅を訪ねての「傾聴活動」と、3月に行う「慰霊と希望の灯3.11」や、お花見・いも煮会などの交流です。
また、庄内各地の町内会や子供防災教育などで、講話や実技などで伝える活動も行っています。 2018年・2019年・2020年は日本各地で自然災害が発生。活動場所、内容も多岐にわたりました。 私たちは、2021年も身の丈にあった、寄り添いの活動を続けていきます!
◆ 主な活動報告・講演
・2011年 9月 庄内町教育委員会主催 教職員研修会
・2011年10月 遊佐町少年議会
・2011年12月 鶴岡市・羽黒町泉地区公民館
・2012年 2月 鶴岡市PTA連合会母親委員会
・2012年 2月 鶴岡市立藤島中学校
・2012年 2月 酒田琢成学区コミュニティー
・2012年 3月 飽海建設労組 主婦の会
・2012年 6月 庄内町立余目中学校
・2013年 3月 遊佐町高瀬婦人会
・2013年 8月 酒田・遊佐町 手をつなぐ育成会
・2013年11月 酒田市 平田ボランティア連絡協議会総会
・2014年 1月 JA庄内みどり女性部研修会
・2014年 3月 酒田市立南遊佐小学校
朝日町介護サポーター講座
・2014年 6月 庄内町立余目中学校
庄内町立立川中学校
鶴岡市立第四中学校
ひらたあいあいサロン
・2014年 7月 ボランティアグループ「クッキング・ママ」
・2014年10月 鶴岡市立藤島中学校
・2015年4/15 酒田市北新橋二丁目自治会役員会
・2015年11/6 東北公益文科大学
・2016年6/8 南遊佐小学校
・2016年7/15 酒田みずほサロン
・2016年10/1 三川町
・2016年11/4 東北公益文科大学
・2016年11/6 山形大学農学部
・2017年2/18 遊佐町 吹浦 老人クラブ防災研修
・2017年7/28 三川町社会福祉協議会 子ども防災
・2017年11/10 東北公益文科大学
・2017年12/17 遊佐町吹浦 子ども防災
・2018年・2019年 三川町社会福祉協議会 ふるさと少年塾
・2018年・2019年 遊佐町吹浦コミセン 宿一地区、宿二地区 防災講座
・2019年1/12 東北公益文科大学 ソーシャルワーカー研修会
・2019年2/22 遊佐町総合社会福祉センター
・2019年4/22 東北公益文科大学 地域共創センター チャレンジサポートウイーク
・2019年5/28 酒田市スワンロータリークラブ
☆ 「阪神淡路大震災」から20年
20年めの阪神淡路大震災1.17のつどいに参加して
時報のアナウンスが流れる。
“5時45分30秒をお知らせします”ピッピッピピーン。
胸の鼓動が速くなる。
“5時45分40秒をお知らせします”ピッピッピピーン。
鼻がツーンとする。
“5時45分50秒をお知らせします”ピッピッピピーン。
まわりの光景がぼやける。
『黙とう』の声。うなだれて一心に手をあわせるが、かじかんで合わせられない。
2015年1月17日 5時46分。
暗やみに炎がゆらめき、多くの涙が映し出される。20周年の『1.17のつどい』が行われた、神戸市中央区東遊園地でそのときを迎えた。
アナウンスが続く。震災で失ったもの、命、仕事、団らん、町並み、思い出・・・。震災で得たもの、やさしさ、思いやり、仲間、絆・・・。
平田町社会福祉協議会に勤めていた平成11年、小中高校生のボランティア活動で朝日町の安藤竜二さんの活動に賛同し、以来、ボランティア祭りでろうそくをつくり送り続けてきた。
全国から、竹を切って送る人、雪を運んでお地蔵様をつくる人、ろうそくを作って送る人、前日の会場づくり、当日火を絶やさず灯し続ける人、熱い味噌汁やコーヒーをサービスする人・・・多くのボランティアに支えられ、このつどいが行われる。
ろうそくを送った、それだけのことなのに、10周年、15周年のつどいにもご招待いただいた。
つどいに続き行われた、災害ボランティア交流会には、神戸市副市長さんが来賓で出席されたり、前市長さんや元副市長さんが、私たちといっしょに感謝状を受賞された。総勢50人足らずのこじんまりとした交流会なのに、この会が神戸の復興に大きな役割を果たしてきたことがわかった。
2代目実行委員長中島正義さん(故人)は、平田町にろうそくのお礼に見えられ、当時の飛鳥中学校を訪問してくださった。中学生ボランティアの子たちに語った、地震のときの様子は今もはっきり覚えている。
ご縁をいただき、東日本大震災の被災地にも足を運ぶ現在、これからの長い道のりを思うと、何ができるのだろうと思えてくる。それでも
月2回の傾聴では、「待ってたよ。また来てね」と言ってくださる。希望の灯プロジェクトでは「現地には行けないが何かしたい」という庄内の多くの人たちの“想い”もお届けしている。これからも親戚のように、皆さんの心に寄り添っていきたい。
※ フォトギャリ―に、当日の写真を載せていますので、ご覧ください。